元町高架下1丁目から7丁目に渡るモトコー商店街,神戸特有のアジア的な景色やもしれません。しかしながら,空き区画の壁やシャッターなどに描かれた無法な落書きの数々。昨今,神戸ビエンナーレなどのアート企画などを中心に活気を取り戻しつつあるモトコーにとってそれは間違いなくイメージダウンにも繋がっていいるものです。
そこで,これらの空き区画の壁やシャッター等の平面を,大学生などの若い人たちの作品制作,展示の場として活用することにより,商店街に新たな風景を創造し,賑わい・活性化に繋げるとともに,今秋に開催される神戸ビエンナーレのプレイベントとして,モトコーのみならず,ビエンナーレ全体を盛り上げていこう!というのが本プロジェクトです。
神戸大学からも岸本ゼミ(2チーム:2壁面),神戸大学稜美会(2チーム:2壁面)が参加しており,5メートルにも及ぶ壁面に,ストーリー性のある架空商店をテーマに作画・制作に取り組んでいます。
明るく楽しく,思わず絵の中に入りたくなるような,コミカルかつ寓話的イメージです。既に現場で学生たちが作画している最中で,この8月中旬までに完成予定です。お近くをお通りのことなどございましたら,是非ともご高覧下さい。
神戸大学:岸本ゼミは,JR元町駅高架南側壁面とモトコー7丁目の北壁面の2箇所となります。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/KISHIMOTO Yoshihiro