東日本大震災被災者に読み聞かせ・古本配布などの活動を行っている大船渡市のNPO法人「おはなしころりん」から、古本集めの協力依頼がありました。
この団体は,ヒューマン・コミュニティ創成研究センター(人間発達環境学研究科)主催「神戸大学大船渡ESDプロジェクト」が,発災以来,関係を切り結んできた,信頼のおける大船渡市民の互助団体です。
現在,月に一度,被災地跡地で開催される復興市(赤崎ミニ復興市)において,被災者に古本を配布する,という活動が行われています。ところが,中高年者が好む「単行本の古本(文庫本ではないもの)」が品薄となり,ニーズに応えられなくなっています。
そこで,神戸大学同プロジェクトでは,現地NPOへの支援として,以下の取組みをしようということになりました。
文庫本ではなく,単行本で,専門書ではないもの,たとえば,小説や随筆などの一般向けの読み物を,ぜひ,HCセンターまでお持ちください。(もちろん,自費購入のもの)
今後,定期的にお願いすることになりますが,まずは初回にたくさんの本をストックしておきたいと思います。
発災から3年以上が経った今も,仮設住宅やみなし仮設住宅に暮らし,本屋や図書館から遠いところに住まざるをえない人々に,読みやすい本を届けようという試みです。どうぞ,ご協力ください。よろしくお願いいたします。
ご協力いただける本がありましたら7月14日(月)までに下記のお問合せ先(神戸大学大学院人間発達環境学研究科 ヒューマン・コミュニティセンター(HCセンター))に,直接「持参」または「郵送」してください。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_notify/hc-center_20140714.pdf
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/hc-center
[3] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/1351