「障害者差別解消法」成立を契機に,大学における障害学生支援の議論と実践に注目が集まっています。そんな中,神戸大学大学院人間発達環境学研究科は,障害学生支援の実績を積み重ねてきた韓国ナザレ大学と,障害のある学生の視点から大学教育を捉え直す共同研究を実施してきています。その成果のひとつとして,「障害学生の「学び」から見るインクルーシヴな大学教育の意義と課題」というタイトルの論文を日韓で共同執筆しました。この共同執筆論文は,韓国の障害学生が大学に受け入れられていった過程を,大学教育の変遷だけでなく当事者運動の視点などを交えて多角的に捉える試みも含んでいます。今回のセミナーは,その成果を土台として,さらに検討を進めるものです。登壇者は,この共同研究に携わった日韓の研究者です。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_event/event20171223_1120_0.pdf
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/TSUDA Eiji
[3] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/about#hc-center