近年,身体の使い方を含めたセルフコントロール法のひとつとしてアレクサンダー・テクニーク(以下AT)と呼ばれるメソッドが注目を集めている。ATとは,心身技法のひとつであり,心身(すなわち自己)の不必要な自動的な反応に気づき,それを手放すことを学習する方法で,頭-首-背中の関係に注目することに特徴がある。歌や楽器演奏・演劇などの分野では世界の芸術大学や演劇学校で必須の授業としてATが取り入れられている。本イベントは,神戸大学として初めて,このメソッドによるセミナーをバジル・クリッツァー氏を招いて開催することで,主に音楽を専攻する学生のパフォーマンス向上に充てるとともに,その効果や教育手法を学術的に研究するための場をも提供する。
公開レッスン受講を希望する方は下記の内容を確認のうえ,必要事項を谷研究室までメールしてください。
締め切り12月末日。4名程度限定。申し込み多数の場合は,相談内容をもとに選考し1月7日に連絡いたします。事前にバジル氏のブログ(http://basilkritzer.jp [4])に目を通しておくことをお勧めします。
本イベントは,学術的目的のための録音・録画を行います。そこでの内容・発言などは個人が特定できないかたちに処理のうえ報告書や論文に記載されることがあります。公開レッスンへは,この点について同意されるかたのみお申込みください。頂いた個人情報は本イベントの管理にのみ使用いたします。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_event/event20180120.pdf
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/TANI%20Masato
[3] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/department2013/g-hde
[4] http://basilkritzer.jp