神戸大学大学院人間発達環境学研究科では,これまでも糸賀一雄の思想と実践についてさまざまな角度から検討してきました(糸賀生誕百年企画@2014,近江学園設立70年企画@2016,糸賀没後50年企画@2018など)。今回2019年の学術講演会は,生誕105年の節目として,「糸賀一雄生誕105年企画:その思想と実践の時代背景をとらえる」というタイトルを掲げました。いま,旧優生保護法(1948~1996)の問題がクローズアップされ,救済法が成立し安倍首相の「おわび」談話が出されました。また,1950~70年代においては高度経済成長政策に即した能力開発が求められました。本研究科としても,人間の発達と環境の発展を考える際にこうした問題を避けて通るわけにはいきません。
糸賀らはこうした時代背景をどのようにとらえ,対応・対抗しようとしたのでしょうか。あらためて糸賀らの残した文献等の史資料に即しながら,その思想と実践の時代背景をとらえ,読み解きたいと思います。
ー休憩 15分ー
※ 本事業は,神戸大学大学院人間発達環境学研究科「学術講演会2019」企画の1つとして行われます。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_event/event_20190913.pdf
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/about
[3] http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/turukabuto-dai2.html
[4] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/access
[5] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/WATANABE%20Akio
[6] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/department2013/g-hde