2011年に生まれたアート・テクノロジー・クラフトマンシップを横断するフィンランドのアーティストグループ「Videokaffe」。彼らは,製作活動のための物理的な拠点を持たず,テクノロジーを用いてダイナミックな活動を続けている。コロナ禍において,さまざまな分野でオンライン化の動きが見られる。このレクチャーではコロナ禍以前からオンラインでの共同製作作業を行ってきたVideokaffeのアーティストたちがオンラインでの共同製作作業の事例について報告し,オンラインでの共同作業の可能性・今後の展望を考える。レクチャーはフィンランドからリアルタイムでリモート開催する。
■Videokaffe(ビデオカフェ):フィンランドのトゥルク市を拠点に,北アメリカやヨーロッパに分散する10人のアーティストによるネットワーク。ハンドクラフトとテクノロジーの接点を追求している。 ビデオキャプチャーデバイスを使った「Screen Breach」という技術で日常的にオンラインの共同作業を行い,これからの制作スタイル,集団行動と個人の実践,作業におけるパフォーマティブな側面,探索と発見の手段としての遊びなどをテーマに活動。今秋9月11日から開催される六甲ミーツアートの出展作家である。
本企画は「C.A.P.(芸術と計画会議)」におけるGSPプログラムの交流をもとに発展した企画である。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_event/event_20210923.pdf
[2] http://www.videokaffe.com
[3] https://kobe-u-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUvdOurrD4rG9IVc_uu3eB4bHVUBrfRc8vH
[4] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/node/6779