「東日本大震災心のケア」シンポジウム1
東日本大震災は,地震と津波により大きな被害を広い地域に与えただけなく,東京電力福島第一原子力発電所事故による放射線汚染をも引き起こしました。東日本各地はいろいろな被害を受け,今まさに復興へ向けて進行中であると報じられています。我々は阪神淡路大震災を経験した地域大学の一員として,長期的な支援を目指しながら,昨年より福島県中通り地域(福島市,二本松市,郡山市,白河市など奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた南北に細長い地域)の養護教諭の方々と交流を行ってきました。その中で気づかされたことは,阪神淡路大震災とは異なる影響を人々に与えていること,すべての被災地の状況が報道されている訳ではなく,特にこの地域について我々が知らなさすぎることでした。長期的支援を考えていく上で,その被災地の状況とそこで求められている支援を知ることは重要であると考えられます。そこで,今回我々はいろいろな被害を受けている福島県の中で中通り地域に注目し,どのような被害を受け,人々とりわけ高校生や保護者がどのような思いで生活しているかをお二人の先生から報告していただき,この地域のあのときといまを知り,どのような支援が求められているのかを考えていきたいと思います。どなたでもご参加いただけます。多くの方のご参加をお待ちしております。
東日本大震災心のケアプロジェクト 齊藤誠一 [3] ・ 吉田圭吾 [4] ・ 森岡正芳 [5]
このシンポジウムは,
神戸大学大学院人間発達環境学研究科学術シンポジウム,
神戸大学創立110周年記念事業 [6]
として開催されます。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/sites/default/files/general_event/symposium_20130209.pdf
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/about
[3] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/SAITOH%20Seiichi
[4] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/YOSHIDA%20Keigo
[5] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/MORIOKA%20Masayoshi
[6] http://www.kobe-u.ac.jp/info/outline/110th/index.html