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江原靖人准教授が種々のインフルエンザウイルスに対して結合できる材料の開発に成功しました

研究プロジェクト「環境ストレスと疾病リスクを客観的に評価するシステムの開発」において,江原靖人 [1]准教授が種々のインフルエンザウイルスに対して結合できる材料の開発に成功しました。ウイルスと結合する抗体の製造においては通常は動物が用いられますが,ウイルスの変異により,その抗体がウイルスとの結合力を失ってしまうことがたびたび生じます。一方,今回開発した材料は化学合成により作られた高分子化合物であり,ウイルス感染に必要なタンパク質を標的としているため,ウイルスがどのように変異しても結合力を維持すると考えられます。そこでこの材料を様々な製品に応用することにより,今後世界のどこかで出現する可能性の高い新型インフルエンザウイルスの早期発見と感染拡大の阻止が可能になると期待されます。

この研究成果は,日本経済新聞2014年7月8日(火)科学技術面に,記事「新型インフル判定 神戸大が高分子材料」として掲載されました。

関連情報

  • 環境ストレスと疾病リスクを客観的に評価するシステムの開発 [2]

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[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/EBARA%20Yasuhito
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/node/2551