若い世代が自己肯定感の低さ,対人関係の困難,意欲低下などを指摘されてきました。しかし,彼らに対して最大限可能な支援やケアを準備していない先行世代にこそ,責任があるかもしれません。既存の学校制度への「適応」を求めるだけでなく,公私セクターの区分も超えながら,就労支援や福祉などとの連携も含め,中等教育と高等教育を包括する新たな制度が求められます。
今回は,全国各地で実践と研究に取り組んでこられたパネラーをお招きして,「学ぶ・働く・生きる」をキーワードに,若い世代が尊厳とゆるやかなつながりを保障され,安心して学び・発達することのできる「青年期教育制度」のあり方を模索します。
本事業は,神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 学術Weeks2018の企画の1つとして行われます。
リンク
[1] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/about
[2] http://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/staffs/YAMASHITA%20Koichi