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数理情報環境論コース(数理情報環境論教育研究分野) 大学院生の声2013

いましかできないこと

大月 翔太 さん(前期課程2年生)

 私は高校の数学の教員になるために大学院に進学しました。実際,学部を卒業して教職に就くこともできたのですが,数学の専門性を高め,そして数学を続けた先にどのような世界が待っているのかを体感することも将来教壇に立つ際に必要なのではと感じ,進学を決めました。時間をかけて数学を学ぶことができるのは“今しかできない”ということも進学を決断したきっかけでした。私の専門は位相幾何学で,とくに整数平面において近さや繋がり方を表現する“Digitaltopology”と呼ばれる概念について研究しています。実数平面で成り立つ図形の性質を整数平面でどのように再現できるのか,また結果をどのように応用できるのか,を考えています。
 数学の文献はすべて英語ですし,学会で専門の先生方の発表を聞く機会など学部ではなかったものを体感しています。そして“発達”ならではの様々な分野の人との関わりによって自分自身も成長し,社会に出ていきたいと考えています。

案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2014』 より

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