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生活環境論コース(生活環境論教育研究分野) 大学院生の声2011

生活に「環境」を呼び込む

石口 勇輝 さん(前期課程2年生)

 何かに集中して挑戦しているとき,普段以上の力が出た経験はありませんか。そのときに「何か」を感じませんでしたか。たとえば,環境との「一体感」を。 私は乗馬を対象にして,騎手が環境をどのように捉えているのかをテーマに卒業論文を作成しました。その結果,騎手は1)自分,2)馬,3)自分と馬の関係という3つの事項を段階的に意識することで,多様な情報を乗馬という行為に結びつけていることが分かりました。この3つをつなぐ関係性こそが「環境」なのです。 私たちは自然,社会,情報の間に多様で複雑な関係を作り出しています。そこには数多くの相互関係があり,「環境」という一つのシステムが構築されています。システムが「環境」であるなら,そこには様々な研究の視点が生まれます。そのことをここで学ぶのです。ここで自分に合う「環境」を探してみてください。きっと予想以上のものに出会えます。


案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2012』 より

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