2012年7月,ルーマニアのブカレストで「第11回ラムサール条約締約国会議(COP11)」が開催され,豊岡市のコウノトリの郷の「円山川下流域・周辺水田」が兵庫県では初めて登録湿地になりました。
「ラムサール条約」は,国際的に重要な湿地とそこに生息する動植物の保全を推進することを目的とした条約です。特に水鳥にとって湿地は生息場所として重要で,多くの水鳥は国境に関係なく渡りをするため,湿地の保全には国際的な取り組みが重要です。現在,世界では2062カ所,日本では46ヵ所の湿地が登録されています(2012年11月)。
今回は,環境NPOのメンバーとしてこの会議に参加された井上さんにその様子を報告していただき,「ラムサール条約とは」「湿地とはなにか」「円山川下流域・周辺水田」についてお話をしていただきます。また,東欧ルーマニアの世界自然遺産(ドナウ川河口)などについてもご紹介していただきます。
ご関心のあるみなさま,どうぞご参加ください。
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