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自閉スペクトラム症と知的障害で「私」の発達は異なるのか? ~心理療法と発達研究の視点から~【学術Weeks2020】


チラシ(284KB)

 発達心理学や脳神経科学の知見から,自己や「私」は他者との関係性に応じて生成されることが示されています。一方で,知的障害や発達障害のある人の中には,他者との関係性において「私」を捉えることが困難であったり,そのことで苦悩を感じる実態があります。
 今回は知的障害や発達障害のある人に対する心理療法を実践・研究されてきたお二人の研究者をお招きし,「私」を巡る発達の差異や臨床的問題とその実践について話題提供をしていただきます。そして,発達心理学の立場から自閉症や自己の発達を研究されてきた浜田寿美男先生に指定討論者としてコメントいただきます。
 障害のある人への心理療法的アプローチの可能性と課題や,障害のある人の「私」の生成を巡って,心理療法と発達研究等の学際的視点から議論をしたいと思います。心理職,大学院生,関連職種,どなたでもご参加下さい。

日時
2020年12月6日(日)13:00~15:00
実施形式
ZOOMによるオンライン形式
内容
  • 話題提供1:
     「自閉スペクトラム症の受身性の文脈から」
     松本 拓真(岐阜大学教育学部)
  • 話題提供2:
     「知的障害をもつ人の『私』とその心理療法について」
     中島 由宇(東海大学文化社会学部)
  • 話題提供3:
     「発達心理学の立場から」
     浜田 寿美男(奈良女子大学)
参加方法
下記メールアドレスまで,件名を「セミナー申込」としたうえで,①お名前,②ご所属をメールで12月3日までにお申込下さい。前日にZOOMの招待メールを送信します。
※お送りいただいた個人情報は,本イベントの運営の目的のみに使用いたします。
山根 隆宏(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)yamane [at] pearl [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
主催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科
共催
学術Weeks2020

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