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[公開シンポジウム] 「ヴィゴツキー理論」と教育・保育実践

公開シンポジウム ―発達研究の展望(その2)―
「ヴィゴツキー理論」と教育・保育実践

 神戸大学は,1992年に発達科学部を立ち上げ,2007年には人間発達環境学研究科を設け,先導的に人間発達研究ないし人間発達(環境)学を志向してきました。昨年の「発達保障」50周年シンポジウムに引き続き,「発達研究の展望(その2)」を開催します。今回取り上げるのは,ヴィゴツキー(1896-1934)。彼は37歳で夭逝しましたが,その研究は人格や情動の発達論,教授-学習論を中心に,今日の心理学・教育学・保育学・障害学などに少なくない影響を与えています。第一部の入門レクチャーでヴィゴツキー理論を学んだ上で,第二部において教育・保育実践との関わりを明らかします。

日時
2012年12月15日(土) 10:00~ (開場受付 9:30)
場所
兵庫県学校厚生会館 (JR元町駅・北へ徒歩1分) 2階「大会議室」
(〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4丁目7番34号 TEL:078-331-9955(代))
定員
約100名(無料) *高校生以上ならどなたでも申し込めます。
参加申込み方法
[申込用専用メール] kobehattatsu2012 [at] h[dot]kobe-u [dot] ac [dot] jp
 「氏名(ふりがな), 〒住所, メールアドレス,職業,可能なら年齢(○歳代)など」を送信して下さい。
(*下記「お問い合わせ先」へのFAXも可能)
※受付順に,折り返し「受付番号」を返信させていただきます。忘れないようにメモをし,当日の受付にて番号を申し出て下さい。なお,希望多数の場合には補助席等も工夫したいと思いますが,それでも収容数を超えた場合には受付を締め切らせていただきます。
主催
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科
お問い合わせ先
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科  渡部 昭男(わたなべあきお)
  • メール:akiowtnb [at] port[dot]kobe-u [dot] ac [dot] jp
  • TEL/FAX:078-803-7726
  • 〒657-8501 神戸市灘区鶴甲3-11 神戸大学大学院 人間発達環境学研究科

プログラム

9:30 開場・受付
10:00 開会挨拶
      趣旨説明 (渡部 昭男[本研究科教授])
10:10 第一部 ~入門レクチャー:「ヴィゴツキー理論」とは何か (司会:川地 亜弥子[本研究科准教授])
「ヴィゴツキー理論」について,初心者にも分かり易く,入門レクチャーをいただく。
  • 講演1 中村 和夫(元神戸大学大学院教授/京都橘大学教授)(報告50分)
           主著:『ヴィゴーツキー心理学』『ヴィゴーツキーに学ぶ』など
  • 講演2 土井 捷三(神戸大学名誉教授)(報告50分)
           主著:『教育方法の科学』『人間形成的機能を高める教科構成論の研究』など
11:50 昼休憩(70分)
13:00 第二部 ~ヴィゴツキー理論と教育・保育実践 (司会:赤木 和重[本研究科准教授])
  • 基調提案 木下 孝司(人間発達環境学研究科教授)(20分)
  • 講演3 麻実 ゆう子(元小学校教員/ロンドン大学Ph.D)(60分)
        「ヴィゴツキー理論」による教育実践への寄与&示唆について
           主著:『教育実践とヴィゴツキー理論』など
  • 講演4 神谷 栄司(京都橘大学教授)(60分)
        「ヴィゴツキー理論」による保育実践への寄与&示唆について
           主著:『保育のためのヴィゴツキー理論』『未完のヴィゴツキー理論』など
15:20 小休憩(20分)
15:40 第三部 ~総合討論 土井・中村・麻実・神谷+参加者 (司会:木下 孝司[本研究科教授])(70分)
16:50 閉会挨拶