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ESDサブコース(神戸大学ESDコース)の魅力

専門的な13コースでの学びに加え,履修可能な補助カリキュラム

神戸大学ESDコースは,発達科学部・文学部・経済学部・農学部・国際文化学部・工学部・医学部の7つの学部が協働し運営している学部を超えた領域横断型のユニークなコースです。発達科学部の学生は主専攻に加えて選択できるコースとなっているため,サブコースと呼ばれています。

地球規模の環境破壊や,エネルギーや水などの資源保全の問題など,人々が現在の生活レベルを維持しつつ,次世代も含む全ての人々により質の高い生活をもたらすことができる社会づくりが重要な課題になっています。これを解決するため,国連で決議された「持続可能な開発のための教育」のことをESD(Education for Sustainable Development)といいます。

このコースは,3つの特徴を持っています。ESDに求められる課題の多様性に対応し,貧困,平和,人権,倫理,健康など「持続可能な社会の形成」に重点をおいた各学部の特色を生かした多領域の学びが用意されています。次に,学生のみなさんは,地域社会の活動現場に出かけ,学外の人々と連携しながら実践活動への参画(アクションリサーチ)を通して,持続不可能な社会や仕組みの問題性,解決の方向性を探究することになります。そして,関連科目を含め14単位を取得することで,卒業学位とは別に「ESDプラクティショナー」として認証を受けることができます。こうした特徴的な仕組みのなかで,個別の専門知識に偏らない複眼的な視点,実際の問題を解決する上で求められる組織・集団の調整能力,および問題を解決する意志とスキルを持った人材の養成を目標としています。

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