本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。

人間発達専攻「研究道場」のご案内

研究道場とは


人間発達研究の特定分野において,特に優れた大学教員・研究者を養成するため,教員が共同で先端的研究を進める研究会に学生が参加し,協働する道場です。この専攻ならではの試みです。


人間発達専攻 前期課程1年次 および 後期課程1年次 の皆様へ


希望者は道場に登録してください。それぞれの課程において修了時に,研究道場で得た能力の習得を認定し,研究科から「研究企画力認定証」を交付します。
現在は,次のプロジェクトについて研究道場入門者を募集中です。

アクティブ・エイジングに根ざした多世代共生型コミュニティの創成 代表: 岡田 修一

神戸市灘区鶴甲地区(高齢化率31.7%)の住民と教員・学生が協働し,心身ともに健やかで将来の希望に満ちた,安全に暮らせるまちづくりを目指した学際的な取り組みを行います。実際の活動としては,タウンミーティングの実施,アカデミック・サロン及び先端的研究に関わる講演会の開催,学生企画の募集等を計画中です。本研究道場は,これらの活動への参画を通して,学生の企画力・創造力・研究力を鍛えることを目標に開きます。

なお,本プロジェクト関連のHPは,鶴甲いきいきまちづくりプロジェクト~アクティブエイジングを目指して~ に載っています。

詳細は,「アクティブ・エイジングに根ざした多世代共生型コミュニティの創成」特別講義 をご覧ください。

  • 連絡先: 岡田 修一 shuokada [at] kobe-u [dot] ac [dot] jp

鶴甲いきいきまちづくりプロジェクトより
ESDの基盤としてのライフヒストリーによる心理・教育支援 代表: 吉田 圭吾

ESD(Education for Sustainable Development)の基盤としてライフヒストリーを独自の心理教育的方法として構築する。定例の研究会では,ライフヒストリー=人生史の実際の聴取と,その資料に基づく諸理論の批判的検討を行っています。毎年1回ライフヒストリーに関する国際シンポジウムを企画実施しています。ライフヒストリーに臨床的視点を統合する分野(発達支援,成人教育,多文化間教育,特別支援教育,生涯発達心理,臨床心理)を開拓し,当事者の視点に沿った支援の道筋を提示することがこのプロジェクトの目的です。

詳細は,「ESDの基盤としてのライフヒストリーによる心理・教育支援」国際シンポジウム をご覧ください。

  • 連絡先: 吉田 圭吾 kyoshida [at] kobe-u [dot] ac [dot] jp

ライフヒストリー国際シンポジウムより
教育基礎研究道場 代表: 稲垣 成哲

人間発達研究としての教育学関連分野において,教育学の学位を志向した,特に優れた大学教員・研究者を養成するため,教員が共同で進める先端的研究や議論の場に学生が参加し協働する体制として本研究道場を設置します。具体的には,本研究道場では,道場特別講義等を通して,参加する学生が実践的な研究力量を身につけ,教育学関連分野の研究者として自立できる素養を習得できるように鍛えます。

詳細は,「教育基礎研究道場」特別講義 をご覧ください。

  • 連絡先: 稲垣 成哲 inagakis [at] kobe-u [dot] ac [dot] jp