地球規模の環境破壊や,エネルギーや水などの資源保全の問題など,人々が現在の生活レベルを維持しつつ,次世代も含む全ての人々により質の高い生活をもたらすことができる社会づくりが重要な課題になっています。これを解決するため,世界中で取り組むことが国連で決議された「持続可能な開発のための教育」のことをESD (Education for Sustainable Development)といいます。神戸大学では,学部横断型のコースとして2008年からESDコースを開講しています。
この公開講座は,ESDの普及啓発活動として,神戸大学ESDコースの授業(ESD論-持続可能な社会づくり2)を三菱UFJ環境財団の支援を受けて,一般市民の方への公開するものです。
- 日時
- 時間は各回(全6回)とも,17時~18時30分まで90分講義
- 会場
- 神戸大学国際文化学部 K棟601教室
(神戸市灘区鶴甲1-2-1 神戸大学鶴甲第1キャンパス) - 参加費
- 無料 (一般市民の参加者,先着50名を募集します。)
- 参加登録
- 各回の前日16時までに,下記の Eメール 又は FAX へ,氏名 ・ 職業(所属団体) ・ 連絡先 をお知らせください。 (但し先着順)
* 第5回,第6回についてはこちらをご覧ください。 - お問合せ先
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センター
- TEL: 078-803-7970 (平日の10時~17時)
- FAX: 078-803-7971
- Eメール: esdkobe [at] koala [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
- その他
- この公開講座は,三菱UFJ環境財団の支援を受けて開講している神戸大学ESDコースの授業 (ESD論-持続可能な社会づくり2) の一環として実施します。
回 | 日付 | 内容 | 講師 |
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1 | 2013年10月16日(水) | 環境テクノ社会論-「豊島産廃事件」 | 塚原 東吾 (国際文化学部教授) 松岡 夏子 (NPO法人ゼロ・ウェイストアカデミー理事・三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)研究員) |
2 | 2013年10月23日(水) | 環境倫理-「被災地とアスベスト」 | 松田 毅 (文学部教授) 加藤 正文 (神戸新聞社論説委員) |
3 | 2013年10月30日(水) | 地域理解と健康 | 小野 玲 (保健学科教授) |
4 | 2013年11月6日(水) | 災害・復興-災害ヒューマン・マネイジメント | 北後 明彦 (都市安全研究センター教授) 清水 光久 (神戸市長田区真野地区まちづくり推進会事務局次長) |
5 | 2013年11月20日(水) | 被災者・被災地の復興支援(関東支援連合の取組) | 石川 雅紀 (経済学部教授) 小川 大二郎 (関東支援連合代表) |
6 | 2013年12月11日(水) | 陸前高田市における震災と復興 (醤油屋八木澤商店の場合) | 伊藤 一幸 (農学部教授) 河野 和義 (八木澤商店会長) |