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ラジオ関西「青い目の人形『メリー』,再会の旅」で発達科学部の「青い目の人形」について紹介されます

2015年1月27日,神戸大学発達科学部で保管する「青い目の人形」について,ラジオ関西が取材されました。

ラジオ関西の番組「青い目の人形『メリー』再会の旅」では,兵庫県内にある青い目の人形について取り上げています。
シリーズの最終回3月31日(火)午前5時25分~40分の放送では,11体目として発達科学部の青い目の人形「マダリン・エリザベス」が紹介されます。

青い目の人形について
1927年(昭和2年),アメリカ合衆国から親善大使として日本中の小学校に青い目の人形が送られました。第二次世界大戦が勃発し,日本の軍部は日本中の小学校長に対して,青い目の人形を全部焼却するように命令を出されました。
青い目の人形「マダリン・エリザベス」を所蔵するに至った経緯
1971年(昭和46年)~1973年(昭和48年)頃,当時,神戸大学事務局長に着任されていた大西一正氏から,姫路師範学校(神戸大学教育学部の前身)の同窓会館に「マダリン・エリザベス」が寄贈されました。その後,神戸大学教育学部,1993年(平成5年)より神戸大学発達科学部に置かれています。
「マダリン・エリザベス」の経緯
1927年(昭和2年),東京池袋の「児童の村小学校」(当時の校長(初代)は野口援太郎氏)に青い目の人形「マダリン・エリザベス」が贈られました。その後,野口氏の四女「まことさん」が「マダリン・エリザベス」を所有され,大西氏と結婚された後も保管されていました。「まことさん」の父親の野口援太郎氏さんが姫路師範学校の初代校長であった縁もあり,大西氏から寄贈の話が神戸大学にあったものです。