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蘆田弘樹准教授が日本農芸化学会奨励賞を受賞しました

蘆田弘樹准教授が「日本農芸化学会2015年度農芸化学奨励賞を受賞しました。公益社団法人日本農芸化学会は,1924年に設立され,現在では会員数が1万人を超える,日本のバイオサイエンスの分野ではトップクラスの学会です。その中でも農芸化学奨励賞は,農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし,さらに将来の発展を期待し得る若手研究者に授与される名誉ある賞です。

蘆田弘樹准教授は,光合成の研究を進めており,光合成でCO2を固定するRuBisCOという酵素の機能と進化のメカニズムを明らかにしてきました。この研究成果は,光合成機能を高めた植物や藻類の創成に応用でき,CO2問題,食糧問題,エネルギー問題などの地球環境問題の解決に大きく寄与すると期待されます。すでに,植物生産生向上やバイオ燃料生産に応用する研究も進めています。こうした研究が高い評価を得て今回,「光合成CO2固定酵素RuBisCOの機能進化研究」という題目で農芸化学奨励賞を受賞されました。

農芸化学奨励賞

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