本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。

【 オンライン・シンポジウム 】定時制高等学校の役割と可能性 ~哲学プラクティスの視点から~



チラシ(527KB)

「居場所」を失ってしまっている子どもたちが大勢いる。
「居場所」とはどのような場所のことを指すのか。それはその人がその人の存在を何も否定されない,ということに加えて,その人に特別な役割がある,ということだろう。定時制高等学校も,一般社団法人などの組織も,コミュニティを創成し,「対話」を始めているのかもしれない。当事者のための「居場所」だけではなくコミュニティとしての「居場所」はどういうものなのか?

日時
2021年8月14日(土)14:00~17:00 (13:30より入室可能)
参加方法
Zoomによるオンライン形式,要事前申込(申込方法は下記)
参加費
無料 
定員
なし
申込方法
下記のメールアドレスまで,件名を「シンポ申込」としたうえで,①お名前、②ご所属をメールでお申し込みください。【締切:2021年8月10日】 前日にZOOMの招待メールを送信します。
 ※お送りいただいた個人情報は、本イベントの運営の目的のみに使用いたします。
申込先・問い合わせ先
稲原美苗(神戸大学大学院人間発達環境学研究科)philosophy_cafe [at] koala [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
プログラム
[第一部]: 定時制高等学校での取り組み 司会: 梶谷真司(東京大学)
趣旨説明(5分ほど前) 稲原美苗(神戸大学)
  • 14:00~14:30 西山正三 (宮崎県立宮崎東高等学校)
      「生徒の居場所を見つけるために総合的な探究の時間を利用する」
  • 14:30~15:00 寺澤佐世(三重県立名張高等学校)
      「安心できる場所であるために〜小さな夜間定時制高校の教室から〜」
  • 15:00~15:20 全体対話
  • 15:20~15:30  休憩
[第2部]: 対話と居場所の関係性 司会:中川雅道(神戸大学附属中等教育学校)
  • 15:30~16:00 山方元(愛知県立豊川工科高等学校)
      「対話と居場所の倫理」(仮題)
  • 16:00~16:30 赤井郁夫(一般社団法人officeひと房の葡萄)
      「不登校と居場所 ~居場所をなくすとき~ なぜ、子どもの社会的居場所がもとめられるか」
  • 16:30~17:00 全体対話  司会:村瀬智之(国立東京工業専門学校)
※講演者4名はすべての全体対話(第1部・第2部共に)にシンポジストとして登壇します。
主催
日本学術振興会科学研究費基盤B 19H01185「哲学プラクティスと当事者研究の融合:マイノリティ当事者のための対話と支援考察」(代表:稲原美苗)
共催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科「ヒューマン・コミュニティ創成研究センター」
共催
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)
協力
カフェフィロ