本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。
教員情報(AKAGI Kazushige)
氏名・職名 |
赤木 和重(あかぎ かずしげ,AKAGI Kazushige)准教授 |
メールアドレス |
akagi [at] pearl.kobe-u.ac.jp |
取得学位 |
博士 (学術) (神戸大学) |
研究分野 |
発達障害心理学 |
[学部] 所属 |
人間形成学科 心理発達論コース |
研究テーマ |
1)自閉症スペクトラムの子どもの発達と即興的実践
2)障害のある子どもの発達とインクルーシブ教育
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[大学院] 所属 |
[博士課程前期課程] 人間発達専攻 こころ系講座
[博士課#091;博士課程後期課程] 人間発達専攻 こころ系講座
[(旧)#091;博士課獚士課程前期課程] 心身発達専攻 心理発達基礎論コース
[(#091;(旧)博士課程後期課程] 心身発達専攻 心理発達論分野 |
研究テーマ |
1)自閉症スペクトラムの子どもの発達と即興的実践
2)障害のある子どもの発達とインクルーシブ教育
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研究者情報 |
神戸大学研究者紹介(KUID) |
教員サイト |
教員のウェブサイト |
研究室紹介 |
発達研究に驚愕と共感を
私たちの研究室では,障害や発達をキーワードに,自由に研究しています。それぞれのテーマは自由ですが,「驚愕」と「共感」の精神をもって研究をすすめることを大事にしています。
「驚愕」の精神とは「そうきたか」と思わせる研究を大事にすることです。研究は「目のつけどころ」が勝負です。そのために,ちょっと人と違うことを考えることを大事にしています。もちろん,単に目立つことが目的ではありません。驚愕が驚愕たるゆえんは,聞いている人の認識の自由度をあげ,その人の世界の枠組みを広げていく点にあります。そのためには,普段から「おぉ!」と思える感性や,「ちょっと違うこと,なんかおもろいことやってみたいなー」という遊び心が大事かな,と思います。
また,「そうだよね」と感じてもらう「共感」の精神も大事にして研究しています。驚愕しつつ,研究を聞いた現場の人が「そうだよね」「わかるなぁ」と共感してもらえる研究を大事にしています。そのためには,たくさん現場にいって,子どもの気持ちに触れる/教師の理屈を知る,そういう経験を大事にしています。キレてばかりいる子どもを注意したり,修正しようとする前に,キレざるをえない子どもの理屈を感じることが必要です。現場の理屈を知ることが,共感を生み出す研究につながります。
「驚愕」と「共感」がそろったとき,面白い研究になります。そういう研究は,子ども観,障害観の見方を変え,かつ,実践者のアイデアが湧いてくるような源泉を提供する研究にもなります。
主な仕事として,赤木和重『目からウロコ!驚愕と共感の自閉症スペクトラム入門』(全障研出版部)があります。
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研究最前線 |
自閉症スペクトラム障害の子どもの発達と即興的実践
自閉症スペクトラム障害は,社会性の発達に困難を抱える障害です。私は,保育者・学校の先生の創造的な実践に学びながら,自閉症スペクトラム障害の子どもたちが,どのような保育・授業と出会うことで,発達が動いていくのかについて検討しています。具体的には,一般的に自閉症の子どもには,苦手とされている,即興的コミュニケーションや,見通しのつかない状況で学習を進める創造性の発達に注目しています。
主な仕事として,赤木和重(編著)『ユーモア的即興から生まれる表現の創発:発達障害・新喜劇・ノリツッコミ』(クリエイツかもがわ)があります。
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