本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。
子ども家庭福祉をめざした子育て支援と社会的性役割観(1/28, 2/4) [学術Weeks2013]
- 趣旨
- 日本では子育ては母親の仕事であるとする考え方は根強く,女性が仕事を持つ傾向が強まる中,このような固定的な性役割観は,女性のワーク・ファミリー・コンフリクトや低いHR-QOLにつながり,ひいては子育ての質に影響する。一方,オーストリアは,子ども家庭福祉先進国であり,比較的柔軟な性役割観が広まってきている。そこで,オーストリアで臨床健康心理士として,産前産後の母親の支援に当たっているMautner氏,ジェンダーの専門家のAthenstaedt氏,オーストリアの子育て支援について研究を深めている蘆田氏を招聘し,HR-QOLの視点から,子ども家庭福祉をめざした子育て支援と社会的性役割観について知見を深める。
- 場所
- 神戸大学発達科学部 A417 (A棟4階)
- 日時・プログラム
- 2014年1月28日(火) 10:40 - 12:10
-
- オーストリア,グラーツ大学の紹介 / 藤本絢子,和田加奈子 神戸大学発達科学部3年生
- 性役割観とHR-QOL / 加藤佳子 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 准教授
- Gender development in childhood (子どものジェンダー発達) / Dr. Ursula Athentaedt, Graz University Associate Professor
- 2014年2月4日(火) 10:40 - 12:10
-
- オーストリアと日本の子育て支援の比較 / 蘆田智絵 広島大学大学院教育学研究科 助教
- 「産後の母親支援-神戸市における新生児訪問指導を事例として-」 / 寺村ゆかの 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士後期課程3年生
- 「保健センターにおける多職種の協働による親子支援 -臨床心理士の立場から-」 / 瀬々倉玉奈 神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士後期課程3年生
- Support of mothers in Graz - Austria (グラーツの母親支援) / Dr. Eva Mutner, Medical University Graz, Clinical and Health Psychologist, Hiroshima University, Currently visiting Associate professor
- 総括 子ども家庭福祉における支援者の連携/ 伊藤 篤 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授
- お問合せ先
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 加藤 佳子
-
- ykatou [at] crystal[dot]kobe-u[dot]ac[dot]jp
- 078-803-7737