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音楽を通して異文化を知る [学術Weeks2015]

イラン・インド・アメリカなど海外経験豊富な出演者たちが「遠い異文化に直接触れること」というテーマで,「実際に出向いて,歩いて,自らの五感で感じる異文化」が,どのような体験なのかを語り,演奏します。

開催について

日時
2015年11月16日(月) 18:30~20:00
場所
神戸大学発達科学部 C101(C棟1階)
入場
無料・予約不要
主催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2015
問い合わせ先
谷正人 研究室
tanimasato [at]people[dot]kobe-u [dot] ac [dot] jp

プログラム

第1部 イラン音楽演奏
演奏
北川修一 (セタール・タール・タンブール)
慶九 (セタール・タンブール)
蔡怜雄(さいれお) (トンバク・ダフ)
谷正人 (サントゥール)
第2部 シンポジウム
パネリスト
北川修一
慶九
蔡怜雄(さいれお)
コーディネーター
谷正人(神戸大学大学院 准教授 表現系講座)

プロフィール

北川修一
2007年からイランに渡航し,弦楽器のセタール,タンブール,タールをそれぞれ師事。現地のタンブールグループに参加していた一方で,2009年から2010年にIRIB(イラン国営放送)ラジオ日本語で放送された音楽番組「楽園の旋律」の制作を担当。テヘラン大学ペルシャ語・ペルシャ文学研究科修士課程終了。現在,イラン在住。
慶九(Keiku)
アメリカやインドで北インド古典声楽を習い,1999年より歌手として活動していたが,次第にイラン音楽と詩への興味が増し,2007年にイランへ語学留学。2008年秋,テヘラン国立芸術大学・イラン音楽演奏科に入学し,2014年夏卒業。セタールをクーフザード・ラアナーイー氏(2011年来日)に,タンブールをヤヒヤー・ラアナーイー氏(2011年来日)に学ぶ。イラン留学後,イラン音楽グループ「ラアナーイー・ファミリー」のメンバーとして,またはソロで演奏活動を行う。2015年秋,帰国。
蔡怜雄(さいれお)/トンバク,ダフ
ドラムセット奏者としてボストンのバークリー音楽大学に留学中,イランの音楽と出会う。イランからの留学生,移民,スーフィーの人々,ツアーでボストンを訪れたイラン人の音楽家,など様々な人々からトンバク,ダフの奏法を習う。ボストンではペルシャ音楽のグループに参加し各地で演奏する。2012年卒業後,日本に帰国,ペルシャ音楽をはじめ様々なジャンルの奏者と演奏している。
谷正人
大阪音楽大学およびイラン国立芸術大学(サントゥール)卒業。京都市立芸術大学大学院修士課程及び大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了(音楽学)。1998年第1回イラン学生音楽コンクールサントゥール独奏部門奨励賞受賞。現在,神戸大学大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻表現系講座 准教授。著書に『イラン音楽―声の文化と即興―』(青土社2007年,第25回田邉尚雄賞受賞)など。