開催について
- 日時
- 2012年11月14日(水) 14:00〜16:00
- 場所
- 神戸大学発達科学部 A739 (A棟7階)
- 対象
- 神戸大学の人間発達環境学研究科・発達科学部の学生,教職員
- 登壇者
- 日本芸術文化振興会員 高橋晃子氏(国立文楽劇場床山)
Studio Phones RF 齋藤信一郎氏(元国立文楽劇場修繕)
Studio Phones 桐生裕介 - 概要
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3-dim. CGとそのキャラクターアニメーションの制作において,いわゆる物理の近似モデルを目指す発展の一方,その「見え方」や「見せ方」に関する技法の発展は,少なからず,恒久的な技法として発展を続けていくと思われます。
本勉強会では,文楽の舞台美術を支える技法にその焦点を定め紹介頂き,そのうえで,その用いられ方を通してみる,技芸の豊かさに触れたいと思います。
また,時間が許せば,実際に3-dim. CGにおけるキャラクターアニメーションの実例を紹介し,Pixar社によるRendermanとWolfram Research社の数式処理ソフトMathematicaにおける具体的構成例を説明し,そこで,今後どのように髪結いの技芸が,CGにおけるアルゴリズムへ昇華されるかを議論したいと思います。特に,photorealisticなキャラクターアニメーションにおいて,技法を学ぶことが活かせないかを話せないか考えます。
本勉強会は,比較的,CGにも数式処理にも慣れていない,
初心者を対象として進めますので,皆さん,お気軽に御参加下さい。 - 主催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 数理情報環境論コース
- 共催
- Studio Phones Seminar for studies
- 世話人・問い合わせ先
- 長坂 耕作(数理情報環境論コース,nagasaka [at] main[dot]h[dot]kobe-u[dot]ac[dot]jp),宮田 任寿(数理情報環境論コース,tmiyata [at] kobe-u[dot]ac[dot]jp),桐生 裕介(Studio Phones)