作業風景
(2013年7月22日)
元町高架下1丁目から7丁目に渡るモトコー商店街,神戸特有のアジア的な景色やもしれません。しかしながら,空き区画の壁やシャッターなどに描かれた無法な落書きの数々。昨今,神戸ビエンナーレなどのアート企画などを中心に活気を取り戻しつつあるモトコーにとってそれは間違いなくイメージダウンにも繋がっていいるものです。
そこで,これらの空き区画の壁やシャッター等の平面を,大学生などの若い人たちの作品制作,展示の場として活用することにより,商店街に新たな風景を創造し,賑わい・活性化に繋げるとともに,今秋に開催される神戸ビエンナーレのプレイベントとして,モトコーのみならず,ビエンナーレ全体を盛り上げていこう!というのが本プロジェクトです。
- 事業名
- 神戸ビエンナーレ2013連携授業「モトコーARTtrain・モトコーまるごとアート2013号」
- テーマ
- 「モトコーを歩こう!」
- 参加大学等
- 神戸大学,神戸芸術工科大学,神戸山手大学,関西学院大学,武庫川女子大学,他,若手アーティスト
- 主催
- 元町高架下(モトコー)にぎわいづくり実行委員会
- JR西日本不動産開発(株)
- 協力
- JR西日本,元町高架通商店街振興組合,神戸ビエンナーレ組織委員会,神戸市
神戸大学からも岸本ゼミ(2チーム:2壁面),神戸大学稜美会(2チーム:2壁面)が参加しており,5メートルにも及ぶ壁面に,ストーリー性のある架空商店をテーマに作画・制作に取り組んでいます。
明るく楽しく,思わず絵の中に入りたくなるような,コミカルかつ寓話的イメージです。既に現場で学生たちが作画している最中で,この8月中旬までに完成予定です。お近くをお通りのことなどございましたら,是非ともご高覧下さい。
神戸大学:岸本ゼミは,JR元町駅高架南側壁面とモトコー7丁目の北壁面の2箇所となります。
モトコー7
「Lovely Poison」
制作:人間表現学科 岸本ゼミ
元町駅南側
「あ風呂屋」
制作:人間表現学科 岸本ゼミ
- モトコー7
- ①タイトル(店名):「Lovely Poison」
- ②内容:魔女が経営する魔法グッツ専門店
- ③キーワード:幻想世界,魔法,かわいい&こわい,ジブリ,きゃりぃぱみゅぱみゅ
- ④制作学生:4年生中心6名
- 元町駅南側
- ①タイトル(店名):「あ風呂屋」
- ②内容:アフロヘア―スタイルの店主が経営する銭湯風呂
- ③キーワード:コミカル,レトロ,日常,テルマエロマエ
- ④制作学生:3年生中心6名
- 問い合わせ
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 人間発達専攻 表現系講座 岸本 吉弘