建築や都市の空間において快適な環境をデザインするためには,音はとても重要な要素のひとつです。良好な音環境は,単なる快適性ばかりではなく,安全性などにもつながる重要性を持つことから,近年は音楽ホールなど音を目的とした空間だけでなく,住宅や駅といった様々な空間の音環境を調整・制御しようという試みがなされるようになりました。そこで大きな役割を演ずるのは,「吸音材料」という音を吸収する材料です。今回は吸音材料のお話を中心として,快適な音環境をつくるための技術を,色々な側面から取り上げたいと思います。
- 【ゲスト】
- 阪上公博さん
(神戸大学大学院工学研究科建築学専攻教授。専門は建築・環境音響学で,特に建築音響材料の開発,音場の解析を中心に研究している。) - 【日時】
- 2014年3月1日(土) 13:00~15:00
- 【場所】
- 神戸大学発達科学部 C111 (C棟1階)
- 【アクセス】
- 阪神御影駅、JR六甲道,または阪急六甲などから,神戸市バス36系統「鶴甲団地」行き(「鶴甲2丁目止」行きでも可)「神大発達科学部前」下車。バス停より徒歩すぐ。正門を入り左に1,2分ほど進み,左手の建物です。
- 【定員】
- 30名程度 (事前予約をお願いします)
- 【参加申し込み・お問い合わせ】
- 神戸大学サイエンスショップ
- メール: scicafe [at] radix[dot]h [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp
- FAX: (078) 803-7979
- ※ お申し込みの際お送りいただきます個人情報は,本サイエンスカフェの運営の目的でのみ利用させていただきます。
- 【主催】
- 神戸大学サイエンスショップ