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研究道場特別講義 「ソウル市および韓国における教育と青年をめぐる動向」
- テーマ
- ソウル市および韓国における教育と青年をめぐる動向
- 講師
- 安珍傑氏(アン・ジンゴル/参与連帯 協同事務処長)
- 日時
- 2015年2月27日(金)13:30~16:30
- 場所
- 発達科学部 大会議室(A棟2階)
- 概要
- 韓国では,教育をめぐる市民運動が大きく展開されています。大学納付金(登録金)に関しては,「全国登録金対策ネットワーク」の結成(2008),『狂った登録金の国』(韓国大学教育研究所2011)の出版,「半額登録金実現ろうそく集会」の開催(2011)等を経て,ソウル市立大学などで半額化・減額化が進みました。この問題は,首長選挙・国会議員選挙・大統領選挙の争点にもなり,給与型を含む国家奨学金の開始,高校授業料の無償化などへと広がっています。また,市立大学の登録金半額化や市内の高校無償化を進めた,朴元淳(パク・ウォンスン)氏がソウル市長に再選されました(2014年6月)。朴市長によるソウル市政1 期目の成果と2 期目の課題,韓国における教育と青年をめぐる最新動向を,安珍傑氏(アン・ジンゴル/参与連帯 協同事務処長)にご報告いただきます。ところで,大学等への進学率が90%を越える一方で非正規雇用が拡大している韓国では,成績・履歴アップのスペック競争,過酷な就職競争などが,若者を苦しめています。大学等におけるキャリア形成,若者の移行支援・移行保障(代案学校・代案大学を含む)の状況,若者の夢や悩み葛藤などを,ゲストの青年に話してもらいます。
- 担当
- 渡部昭男
- 備考
- 日韓シンポジウムの形式で実施します。
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