地域が自立的かつ持続的な資源管理を行うためには、そこで暮らす人々の環境認識を再評価し、人々が自分たちの言葉で資源管理について語り、環境保全を担えるようになる必要がある。今回のセミナーでは、タイにおいて住民と共に地域に根差した「人々の物語」を通して環境保全の調査・環境教育事業を行ってきたメコン・ウォッチの木口由香氏とバンペン・チャイラック氏の講演やドキュメンタリー映像の上映を交えながら、地域の伝承物語が持つ可能性に関して議論する。
- 日時
- 2017年10月13日(金)18:00〜20:30
- 内容
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- 木口 由香(メコン・ウォッチ事務局長)
–東北タイの伝説と環境問題– - バンペン・チャイヤラック(Eco-Culture Study Group)
–タイの民話「パーデーンとナーンアイ」を通した環境保全– - 加戸 友佳子(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科博士課程)
原発と聖地 –福井県大飯原発とニソの杜の事例から– - 紺屋 あかり(お茶の水女子大学 プロジェクト教育研究院)
ジュゴンの伝説と保護活動 –ミクロネシア・パラオの事例から– - 古川 文美子(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科)
伝承と防災 –インドネシアと日本の事例から–
- 木口 由香(メコン・ウォッチ事務局長)
- 会場
- 鶴甲第2キャンパス D-Room(A棟1階)
- 入場
- 入場無料
- 主催:
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科
- お問い合わせ
- 古川 文美子(人間環境学専攻)