宇宙ガンマ線観測の100倍高解像度化を狙うエマルション望遠鏡の性能検証を実施 ―気球実験が成功,データ解析へ―
本研究科の青木茂樹教授,高橋覚特命助教,名古屋大学大学院理学研究科・六條宏紀研究員らの研究グループは,世界最高角度分解能,世界初偏光感度,世界最大口径面積を有するエマルション望遠鏡による宇宙高エネルギーガンマ線精密観測実験GRAINE計画(代表:青木茂樹)を進める中で,望遠鏡の総合的な性能実証を目指した 2018 年オーストラリア気球実験を成し遂げました。
本実験の達成については,2018年7月17日(火)に,国際宇宙科学会議COSPAR(アメリカカリフォルニア州パサデナで7月14日から22日まで開催)において発表されました。