本シンポジウムでは,さまざまな「生きづらさ」を抱えている当事者たちと共に哲学カフェや対話実践を行ってきた5名の哲学実践者たちが集い,ヴァルネラビリティと対話をテーマに,これまでの実践を振り返り,これからの実践の展開を考える。それぞれの講演題目と講演者は次のとおりである。
- 日時
- 2019年2月19日 (火)10:00~17:00
- 場所
- 鶴甲第2キャンパス F257(F棟2階)
- 参加費無料,事前申し込み不要
- プログラム
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- 10:00~11:00 「慢性疼痛の当事者研究-アートと対話の可能性」
稲原 美苗(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 准教授) - 11:00~12:00 「聴きあうことの力:対話を通じて苦悩する人をケアし、エンパワーメントするには」
高橋 綾(大阪大学Coデザインセンター 特任講師) - 休憩(昼食) 1時間
- 13:00~14:00 「語れなかったことが語られるとき~障害者支援施設とがんカフェの実践から~」
松川 絵里(哲学プラクティショナー) - 14:00~15:00 「“声”について:対話するまえに、ヴァルネラビリティについて かんがえておきたいこと」
ほんま なほ(大阪大学Coデザインセンター 准教授) - 15:00~16:00 「対話と哲学のナイーブさ」
中岡 成文(一般社団法人哲学相談おんころ・代表理事) - 全体討議 1時間
- 10:00~11:00 「慢性疼痛の当事者研究-アートと対話の可能性」
- 問い合わせ先
- minaeinahara [at] penguin [dot] kobe-u [dot] ac [dot] jp(担当:稲原美苗)
- 主催
- 科研費による研究プロジェクト「哲学的当事者研究の展開:重度・重複障害者と慢性疼痛患者のコミュニケーション再考」 16K02120
- 共催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 ヒューマン・コミュニティ創成研究センター(ジェンダー・コミュニティ支援部門)
- 案内ポスター
- ヴァルネラビリティと対話 1dayシンポジウム(PDFファイル,641KB)