- 講師
- 和田一郎(横浜国立大学教授)
- 日時
- 2019年12月19日(木)17:00~18:30
- 会場
- 鶴甲第2キャンパス A427(A棟4階)
- 概要
- 理科における問題解決の活動では,得られる結論の客観性を確保するために,他者との協働を通じて矛盾の解消や論理の再構築が繰り返される.その過程において,子どもの科学的思考は萌芽し醸成されることになるが,その実態は複雑な認知の相互作用を伴うために捉えにくい.本講演においては,小・中・高校の幅広い実践を踏まえ,協働を通じた認知の調整過程の観点から科学的思考の実態を捉え,その促進を協働的なアーギュメントとの関連から考察する.