2018年に障害者文化芸術活動推進法が制定されるなど,障害者の文化芸術活動への注目度が高まっています。実際に障害者が表現者となったさまざまな文化芸術活動が展開しており,日本と同様の法律の制定に向けた運動も生まれています。
今回のシンポジウムでは,こうした動きを背景に,知的障害者が舞台芸術活動の主体となることの意義について,知的障害者にとっての意義,社会的なインパクト,知的障害者と社会の関係変革の3点から迫る。その上で,知的障害者の舞台芸術活動を推進していく上での実践的・理論的課題を追求します。
- 日時
- 2020年12月19日(土)10:00~17:00
- 形式
- オンライン(zoom)
- 参加
- 関心のある方であれば,どなたでも
- 参加費
- 無料
- 参加申込
- 受付は終了いたしました
- プログラム
- 10:00~10:10 あいさつ,趣旨説明
- 10:15~11:15 劇団ラハプ(韓国)の取り組み(金 在恩)
- 11:15~12:00 チャレンジド・ミュージカル(千葉県)の取り組み(吉原 廣)
- 12:00~12:45 休憩
- 12:45~13:05 神戸大学附属特別支援学校の取り組み(佐藤知子)
- 13:05~13:45 参加者意見交換
- 14:00~17:00 シンポジウム
- 14:00~15:15 社会変革の実践としての文化芸術活動
- 岡部 太郎 (たんぽぽの家・常務理事)
- 稲原 美苗 (神戸大学・哲学)
- 禹 周亨 (韓国ナザレ大学・法学)
- 申 鍾鎬 (韓国障害者文化芸術院・前理事長)
- 司 会 禹 周亨(韓国ナザレ大学),津田英二(神戸大学)
- 15:15~15:25 休憩
- 15:25~16:40 実践的・理論的課題
- 山岸 淳子 (日本フィルハーモニー交響楽団)
- 森田かずよ (女優・ダンサー)
- 李 廷柱 (韓国障害者雇用公団・障害者雇用開発院長)
- 司 会 大田美佐子(神戸大学・音楽学)、禹 周亨(韓国ナザレ大学)
- 16:40~16:50 まとめ
- 16:50~17:00 あいさつ
- 主催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科ヒューマン・コミュニティ創成研究センター
- 担当
- 津田 英二(人間発達専攻) zda [at] kobe-u [dot] ac [dot] jp
- 共催
- 劇団ラハプ