- 趣旨
- 多くの人が,何の疑問も抱かずインターネットで手軽に音楽を視聴するだけでわかった気になり,音楽を真に理解する意味を見失っている現代。
19世紀ヨーロッパにおいては演奏録音など存在せず,心身の能力を総動員して自らの手で音楽を創造せざるを得ませんでした。しかしそうであるからこそ,その時代は現代には見られない,豊饒な生命力あふれる表現が,音楽のあらゆる分野で繰り広げられていました。
このような時代の,音楽に向き合う姿勢を現代によみがえらせ,もう一度原点に帰って見つめ直そうとするのが,このコンサートの趣旨です。音楽本来の楽しみや音楽が示唆する真の幸福を地域や家庭で共有する,新たな希望の源を,ご来場の皆様と共に探し求めたい,と考えています。 - 日時
- 2019年3月18日(月) 18:00開演
- 場所
- 鶴甲第2キャンパス C111ホール(C棟1階)
- 入場
- 無料
- 出演
- シュターミッツ四重奏団 Stamitz Quartet
- インジッフ・パズデラ (第1ヴァイオリン)
- ヨセフ・ケクラ ( 第2ヴァイオリン)
- ヤン・ぺルシュカ (ヴィオラ)
- ペトル・ヘイニー (チェロ)
- 坂東 肇(神戸大学大学院 表現系講座教授 お話とピアノ)
- 主催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2018
- 共催
- 鶴甲いきいきまちづくりプロジェクト
- お問い合わせ
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 坂東研究室
- TEL: 078-803-7796
プログラム
ハイドン: | 弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品3の5 Hob.Ⅲ-17 |
フランク: | ピアノ五重奏曲 ヘ短調 |
ドヴォルザーク: | ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81 |
本事業は,神戸大学大学院人間発達環境学研究科 学術Weeks2018の企画の1つとして行われます。
※演奏曲目及び出演者は都合により変更になることがあります。また、会場スペースの都合上ご入場を制限する場合もありますのでご了承ください。