本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。

教育職員免許状取得に関するよくある質問と回答(FAQ)

2016年6月13日更新
神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教務学生係

FAQ

A. 一般&学内
B. 一般向け
C. 学内向け
D. 他学部向け

関連情報

Q&A

  1. Q. 発達科学部で取得できる教員免許の種類
    A. 発達科学部では次の教育職員免許状(一種)が取得できます。
     – 幼稚園
     – 小学校
     – 中学校(保健体育・音楽・美術・理科・数学・家庭・社会)
     – 高等学校(保健体育・音楽・美術・理科・数学・家庭・地理歴史・公民)
     – 特別支援学校
  2. Q. 大学院人間発達環境学研究科で取得できる教員免許の種類
    A. 教育職員免許状(一種)をお持ちの場合は,人間発達環境学研究科では次の教育職員免許状(専修)が取得できます。
     – 幼稚園
     – 小学校
     – 中学校(保健体育・音楽・美術・理科・数学・家庭・社会)
     – 高等学校(保健体育・音楽・美術・理科・数学・家庭・公民)
     – 特別支援学校
    ※注意 専修免許状の取得には基礎免許状として一種免許状を取得済み,又は同時に取得する見込みであることが条件になります。
  3. Q. 人間発達環境学研究科では一種免許状は取得できないのですか?
    A. 発達科学部の授業を履修することで一種免許状取得に必要な単位を修得することは可能です。
  4. Q. 在学中に教免申請に必要な単位がそろわなかったため,不足している単位をこれから履修したいのですが…
    A. まず,お住まいの都道府県の教育委員会に不足単位数の確認をしてもらってください。
    その際,これまでに教職科目をどれくらい履修したかを示す「学力に関する証明書」が必要となりますので,教育委員会に行かれる前に発行請求をしてください。(発達科学部教務学生係では発行まで2週間程度かかります)
    教育委員会では分野ごとに何単位不足しているかを教えてもらえますので,本学の科目等履修生になるか,通信制の大学等で不足単位分の科目を履修してください。(各大学の入試要項・履修要項を取り寄せていただければ開講状況がわかります)
    最終的に単位が揃った段階で,再び教育委員会に申請を行うことで,教員免許を取得することができます。
  5. Q. 複数の教員免許を同時に取得することはできますか?
    A. [例] 小学校の一種免許状と中学校(音楽)の一種免許状
    制度的には可能です。しかし,初等の免許と中等の免許のそれぞれに必要とされる科目の単位には重複が少なく,修得すべき単位は膨大になります。そのため,4年間では両方の免許を取得できない場合もあります。
  6. Q. 特別支援学校教諭の免許を取得するには
    A. 特別支援学校教諭の免許を取得するには,幼稚園・小学校・中学校・高等学校のいずれかの普通免許状が必要です。そのため,まず3年次に小学校などの教育実習に行き,4年次に特別支援学校の教育実習に行きます。
  7. Q. 発達科学部で取得できる特別支援学校教諭の免許の領域は?
    A. 「知的障害者」領域です。
  8. Q. 所属を越えて他学科の教員免許は取れますか?
    A. 教職免許取得のために必要な科目を履修すれば取得可能です。ただし,自分の所属する学科・コースを越えての科目の履修は困難なこともあります。
  9. Q. 科目等履修生となって教員免許を取得することはできますか?
    A. 科目等履修生になると,免許状取得に必要な科目のいくつかを履修し単位を修得できます。科目等履修生となって修得した単位を他大学等で既に修得した単位と合算してお住まいの都道府県の教育委員会へ個人申請をすれば,免許を取得できます。
     ※ただし,科目等履修生の方は以下の科目を履修出来ません。
     – 集中講義として開講されている科目
     – 教育実習及び介護等体験
     – 実験・実習科目
    また,上記以外にも科目等履修生の方が履修出来ない科目が存在します。ご希望の科目を科目等履修生が履修できるかどうかは,出願時に発達科学部教務学生係窓口でご確認ください。
     ☆科目等履修生募集要項
  10. Q. 学力に関する証明書を発行してほしい
    A. 神戸大学教育学部・発達科学部または大学院総合人間科学研究科・人間発達環境学研究科を卒業・修了された方の「学力に関する証明書」は発達科学部教務学生係で発行いたします。教免申請用学力に関する証明書の申請様式に必要事項を記入し,教務学生係に提出してください。
     ※「学力に関する証明書」の発行には2週間を要します。余裕をもってお申し込みください。
     ☆郵送で請求する場合の詳細
  11. Q. 発達科学部へ編入して教員免許を取得することはできますか?
    A. 編入前の大学で教職に関連する科目をほとんどあるいは全く修得していない場合は,神戸大学発達科学部で全ての単位を取りそろえて一括申請により免許を取得することができます。この場合,編入後の2年間だけでは全ての単位を取得できない可能性があります。編入前の大学で教職に関連する科目をほぼ取り終えている場合は,それらの科目は単位認定せず,神戸大学発達科学部では不足単位を履修し,編入前の大学で修得した単位と併せて教育委員会に個人申請することにより免許を取得することができます。
  12. Q. 編入学して2年間で免許を取得することは可能ですか?
    A. 取得しようとする免許種・科目によって,また,「一括申請」か「個人申請」かによっても異なります。
     「一括申請」の場合,免許法第66条の6関係の科目以外の単位(59単位以上)を全て本学で修得しなければならず,それに加えて卒業要件に必要な単位も揃える必要があります。そのため,免許取得に必要な単位の全てを2年間では取りきれない可能性もあり,留年して3カ年計画で履修計画を立てる場合があります。
    「個人申請」の場合,編入前の大学で所定の単位がある程度揃っていれば,本学では不足単位分を履修するだけでよいので,卒業要件に必要な単位と並行して免許取得に必要な単位を2年間で修得することが可能です。
  13. Q. 教員免許の科目の履修方法を教えてください
    A. 発達科学部で何らかの教員免許の取得を考えている方は,学生便覧の「教育職員免許状取得に関する履修要項」(及び,教職課程ハンドブック)をよく読み,卒業時までに卒業要件とは別にどの科目の履修が必要か確認し,ご自身で履修計画を立ててください。
    • 1年次
       教職関連科目はほとんどありません。健康・スポーツ科学実習Ⅰ・Ⅱや教職論などが開講されます。また,12月に教免取得希望者向けのガイダンスがありますので,これには必ず出席してください。
    • 2年次
       「資格免許のための科目」及びその他履修できる教職関連科目が増えていきます。
       また,4月初旬にガイダンスがありますので教免取得希望者は必ずこれに参加し,教育実習の申し込みを行ってください。申し込み時期は1年間でこの1回限りです。開催日時は掲示によりお知らせします。
       ※留学を考えている方は手続き方法が異なりますので,早めに教務学生係へ申し出てください。
      2年次の7月及び12月にはプレ実習があります。幼・小・中・高いずれの免許を取る場合でも,この2回のプレ実習には参加必須です。※プレ実習は発達科学部独自の制度です。
    • 3年次
       教育実習事前指導・本実習・事後指導があります。
       複数免許を取得希望の人は2校目の実習を4年次に行ないます。4月開催のガイダンスで申し込みを行なってください。
       特別支援学校免許取得希望の人は12月に申し込みを行なってください。
    • 4年次
      複数免許取得希望者の方の2回目の教育実習及び特別支援学校の教育実習があります。
      7月に仮申請,12月に一括申請受付期間があります。
      2010年度以降入学生は後期に教職実践演習を履修してください。(必修です)
  14. Q. 教育実習の申し込みをする際の単位修得条件はありますか?
    A. 2年生で申し込む場合は1年生での総単位数31単位以上,3年生以上で申し込む場合は前年度末までに総単位数62単位以上修得していることが目安になります。
     ※3年次編入学生については,申し込み時点(3年生4月)での単位数を問いません。
  15. Q. 教育実習を履修する際の条件はありますか?
    A. 3年生で行う場合は総単位数62単位以上,4年生以上で行う場合は総単位数93単位以上修得していることが目安になります。なお,教科教育論はできるだけ実習に行くまでに修得しておいてください。
  16. Q. 教育実習の申し込みをしたけれど,辞退したいのですが…
    A. 教育実習の取消はできません!
     一度申し込んだ実習への参加を取り消すことは,実習校に対して多大な迷惑をかけるだけでなく,次年度以降の本学教育実習生の受入れを断られる要因になりますので,絶対に認めません。
     ※事故や病気など,止むを得ない理由で実習に参加できなくなった場合は,直ちに大学に申し出るようにしてください。
  17. Q. 幼稚園と小学校の免許を両方取りたいのですが,教育実習は2回行かなければなりませんか?
    A. 幼稚園と小学校の教育実習に当たる科目はどちらも「初等教育実地研究」「初等教育事前・事後指導」の計5単位ですので,幼稚園か小学校のどちらかで1回実習をすれば,どちらの免許を申請・取得するにも教育実習の単位は有効です。
  18. Q. 中学校と高等学校の免許を両方取りたいのですが,教育実習は2回行かなければなりませんか?
    A. 免許に必要な教育実習の単位は中学校の場合は5単位,高等学校の場合は3単位です。中学校で1回実習をすれば5単位を修得できるので,中学校と高等学校の両方の免許を申請・取得することが可能です。
  19. Q. 教員免許に必要な科目の時間割が複数重なっています。どうすればいいですか?
    A. 同一曜日時限に履修できる授業は1つだけです。複数重なった場合は配当年次の低いものや卒業要件にも含まれるものを優先的に履修してください。授業は配当年次以上であれば次年度にも履修出来ますので,卒業までに履修出来ればいつ履修しても問題ありません。(ただし隔年開講科目の場合には注意が必要です。)万一,卒業年次で複数の必修科目が同一曜日時限に重なった場合は,発達科学部教務学生係にご相談ください。
  20. Q. 経済学部開講の日本史の代わりに発達科学部開講の日本史を履修しても中学校社会の教員免許の申請に使えますか
    A. 同名科目でも学部が異なれば異なる科目とみなす場合がありますので,詳しくは経済学部の学部・大学院教務係にお問い合わせください。
  21. Q. 発達科学部時間割の中で ● 印の科目は,教員免許にかかわる科目であっても他学部学生は履修出来ないのですか?
    A. 理由の如何にかかわらず, ● 印がついた科目を他学部学生が履修することは出来ません。

お問い合わせ先

その他,教員免許の取得方法や履修の手続きについて不明な点がありましたら,下記窓口までお問い合わせください。

  • 幼稚園・小学校・特別支援学校教諭の免許に関すること
       発達科学部教務学生係  (電話: 078-803-7920)
  • 中学校・高等学校教諭の免許に関すること
       学務部教育推進課教育推進グループ (電話: 078-803-5208)