地域おこし協力隊の長井拓馬さん(人間発達環境学研究科 人間環境学専攻)と瀬戸大喜さん(発達科学部 発達支援論コース)らが取り組んでいる篠山市地域おこし協力隊の合同報告会が2016年3月12日(土)に四季の森生涯学習センターにて実施されました。報告会では,兵庫県立大学の内平隆之先生の基調講演をはじめ平成27年度に彼らが実施してきた活動報告や隊員たちが設立した「合同会社ルーフス」の位置づけなどについて発表しました。
その様子は神戸新聞(2016年3月13日)や読売新聞(2016年3月14日)に掲載されています。
2016年3月に長井さんは人間発達環境学研究科を修了,瀬戸さんは発達科学部を卒業されました。以下では,学生活動と協力隊の活動を両立してきた二人からの在校生へのメッセージを掲載しています。
- 長井拓馬さんからのメッセージ
- 多くの方にご協力をいただき,協力隊業務をしながらも人間発達環境学研究科を修了することができました。
この研究科で学んだことは,今後の活動に非常に役立つと思います。
今後は就職し社会に出る同期に負けないよう,協力隊活動と会社業務に取り組みたいと考えております。 - 瀬戸大喜さんからのメッセージ
- これまで2年間,学生と両立しながら篠山市地域おこし協力隊として農村地域に関わり,“合同会社ルーフス”を起業するに至りました。この両立していた期間には数えきれない苦労がありましたが,その分社会を知り,農村を知り,そして大きく成長したことを実感しています。そしてこの度,たくさんの方に協力いただきながらも,農村を舞台にした卒論を仕上げ,神戸大学を無事卒業することができました。
日本の農村では少子化・高齢化・人口減少に伴う課題が山積しており,大学生のような若者の力が求められています。私たちも一緒に未来の農村を創る仲間を募集しています。もし興味があれば,是非一度,“神戸大学篠山フィールドステーション”へ足をお運びください。
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