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表現文化論コースの魅力

歴史や社会といった文脈の中で,表現文化を考える

「表現」といえば,アーティストやパフォーマーの専売特許だと思っていませんか?もし,あなたがそんなふうに思っているなら,ぜひ表現文化論コースの扉を叩いてみてください。そこには,これまで知らなかった表現の世界が広がっているはずです。表現文化を学ぶ立場からすれば,あらゆる人間の生きた証こそが「表現」なのです。そのとき表現者とは,何か特別な才能をもった人たちばかりではありません。それとは比べものにならないくらい多くの普通の人びとがそれぞれの時代を懸命に生きる中で,さまざまなモノが創り出され,歌が生まれ,街ができ,流行と同時に変わらぬ伝統も受け継がれてきたのです。傑出した芸術作品もまた,この広がりを抜きには語れません。 このようにして,近代社会の形成とともに人間をとりまく環境や身の回りのものごとは,目まぐるしく変容してきました。それはまた,人間の考え方や振る舞いにも影響を与えずにはおきません。表現文化論コースでは,近現代において独自の展開を見せてきた表現分野,たとえば建築,デザイン,メディア,ファッション,音楽文化,舞台芸術などを取り上げながら,人間の創造物や表現行為に関わる歴史や文化を,政治や経済,社会,技術といったさまざまな文脈から学び,人・モノ・社会の交流のなかに生成する近現代の表現文化を見つめ,考え,その可能性を探求します。そのなかから,あなたの知的好奇は,新たな表現のあり方と人間の姿を発見することでしょう。