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身体行動論コースの魅力

人間の「行動」と「スポーツ」を科学するチーム

身体行動には日常生活を構成する基本的な運動から,気晴らしや健康のための軽い運動,スポーツのような人間が創造した身体文化に至るまで,実にさまざまな身体活動が含まれます。本コースでは,このような身体行動に関するさまざまな事象を自然科学・人文科学・社会科学的手法を用いて分析し,人間の発達および社会との関わりにおいて身体行動が果たす役割を究明すること,さらにはこれらの知見をスポーツ行動や生活の場に応用し,運動機能の向上を助け,よりよい身体行動の実践に貢献したいと考えています。代表的な授業科目としては,体育・スポーツ史,運動心理学,体力科学論,身体運動技術論,身体運動システム論,身体運動制御論,生涯スポーツ論,運動処方論などの講義があります。また,実験科目として,バイオメカニクス実験や運動生理学実験も用意しています。人間の運動を種々の測定機器を駆使して,さまざまな手法を用いて分析し,人間の身体運動のメカニズムを自らの手で実験・解析することによって理解を深めます。実習科目では水泳系運動方法論,野外運動方法論など,学生と教員やティーチングアシスタント学生が宿泊をともにして海洋実習や六甲山縦走,スキー実習などを展開しています。3年次からは各研究室に分かれ,演習を中心に卒業研究を進めるために必要な知識や手法を学び,総まとめである卒業研究へと発展させていきます。さらには大学院への研究発展をも可能にできることを目指しています。