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大学院の魅力

人間発達環境学研究科とは

科学技術の進展,高度情報化,社会のグローバル化は,人間の発達可能性を増大させる一方で,民族紛争や価値観の衝突,知識と富の偏在,自然環境の破壊,エネルギーの枯渇など,人類の生存を脅かす問題も深刻化することが予想されます。

このようななか,人間発達は,人間それ自身についての研究のみでは捉えられず,人間をとりまく環境のあり方を探求し,人間的なもの・ことがらとは何であるか,何が人間にとって利益で,何が不利益か,など複雑な事象について,多面的,重層的に研究することが求められています。

このような社会的・学問的要請のもと,人間発達環境学研究科では,人間の発達とそれをとりまく環境に関する深い見識と洞察にもとづいた,新しい人間発達研究に取り組みます。

人間発達環境学研究科の組織図については,図をクリックしてご覧ください。

求める学生像

人間発達環境学研究科は,人間の発達及びそれを取り巻く環境に関わる基礎的並びに応用的・実践的な教育研究活動に主体的に参加し,これを推進する指導的役割を担える高度な専門的能力を有する人材の養成を目指しています。そのため,次のような資質・能力を持った学生を積極的に受け入れます。

  1. 高度な研究を遂行していくための基礎的な資質・能力
  2. 人間の発達や環境に関する諸課題に対する鋭敏な感受性と深い専門知識にもとづいて新しい課題を析出していく資質・能力
  3. 多角的かつ重層的に課題を分析・考察し,体系的に概念化と理論化を行うことができる高度な知的能力
  4. 現代的諸問題を解決するための具体的方策を提案し,柔軟に対応できる行動力