「考え」,「発見」し,「学び」を得ることができる場所
山崎 茜草 さん(発達支援論コース・ESDサブコース4年生)
ESDサブコースでの授業は,知識を得るというよりは,それぞれが「考え」,「発見」し,「学び」を得るような構成になっています。実際にフィールドに出かけることも多く,調査やアンケート,人との交流といった体験の中に多くの発見や学びがあります。また,それぞれが学んだことを発表する機会が設けられ,人の学びから新たな発見を得ることができます。普段自分が触れることのない領域にも関わることができ,その中で自分が目も向けていなかったところに問題が潜んでいたり,学部によって考え方に違いがあったりすることに気づかされます。昨年度は大震災を受け,震災に関して,人,農業,エネルギーなど様々な観点から問題や行われている活動についてお話を訊いたり,調査したりする機会が多く設けられました。今の社会で問題になっていることをリアルタイムで学習できるのもこのコースの特徴です。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2013』 より