とりあえずやってみる。
おもしろいものが見えてくる。
山尾 すみれ さん(人間環境学科生活環境論コース)
「ESDってどんなイメージ?」と聞かれたことがあります。私の答えは「いろんな人がいろんな方向を向いていて,だけど同じ方向に進んでいる感じ。」これはきっとESDサブコースがサブコースであるが故の魅力です。ESDに参加する人達は,教授にしても学生にしても,それぞれの専門分野を持っています。だからこそ,ひとつの問題に対峙した時に,いろいろな視点から意見を出し合うことができるのです。
また,1回生のときからフィールドワークやプレゼンテーションをする機会に恵まれることも魅力のひとつだと思います。私はESD基礎(1回生対象)の授業で,新開地の喫茶店をまわって店長さんや従業員の方に話を聞く体験をしました。教養や語学が多い1回生の授業の中ではダントツで印象に残っています。
人と話すことや行動することが好きな人,ちょっと変わったことをやってみたい人は,ESDに足を突っ込んでみると,大学生活がもっと楽しくなるかもしれません。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2014』 より