いろんなタイプの幼い数学者が課題に取り組んでいます!
中島 健太朗 さん (数理情報環境論コース4年生)
ここは,文系から理系,いろんなことが勉強できる,いろんな考えの人と友達になれるところです。そのため,一年目は自分の考え方や進路選択がより拡がって,いろんなタイプの人と話す機会が持てました。
二年目からコース配属で,数理情報環境論コースを選びました。なんだか難しそうな名前ですよね(笑)。実際,解析や代数などが登場したとき,数学にはこんなにも分野があるんだと驚き,内容も「大学の数学」で難しいものでした。何より苦戦したのはプログラミングで,慣れない手つきでコンピュータに触る機会も増えました。しかし不思議なもので,これらを十数人のコースの仲間たちがあぁだこうだといって一緒に解いていく,これが楽しいんです。学んだことは今の私の学習の基盤になっていて,少し数学者になった気分です。ここでは,専門的な数学の研究ももちろんできますし,私を含めた十数人のにわか数学者たちが大学生ライフを送っています。
案内パンフレット 『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2015』 より