自分の考えが広がる!視野が広がる!
坂本 美樹 さん(数理情報環境論コース4年生)
私は,数学とは机上で学ぶだけで,社会であまり使われることがないという思いがあり,なるべく数学を使わない情報系のゼミに進もうと当初考えていました。しかし,企業の方から品質管理に関する講義を受ける機会があり,企業の品質管理において統計学が広く使われているということを知りました。それは統計学に基づいた品質管理の実験を行うことで,今まで学んでいた統計学が,実際に社会で使われていることを初めて知った瞬間でした。
この経験から社会での統計学の必要性を強く感じ,現在は統計学のゼミで実学としての数学を学んでいます。数理情報環境論コースは,これら様々な講義などを通じて,自分の考えの幅を広げてくれるコースだと思います。また,数理情報環境論コースは,先輩と後輩の隔たりがなく,先輩に相談にのってもらったり,経験談を聞いたりすることが多く,将来についての視野も広がります。将来について真剣に話ができる仲間がいる,これもこのコースの魅力です。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2012』 より