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臨床・感性表現論コース 学生の声2013

自らの感性を豊かにし,人々に伝えるということ。

山田 祥子 さん(臨床・感性表現論コース4年生)

 「人に感動してもらいたい」と漠然と考えていた私は,感性心理学に興味を持っていました。感性心理学を学ぶことで,芸術作品を鑑賞したときに人々に生じる感情の変化を捉えることができたらと思っています。 卒業論文のテーマは「基本感情から見た感動させるストーリーの構成について」です。人が涙する作品を私も手掛けたいという気持ちがあり,その感動することのメカニズムを明確にしたいと思っています。研究方法については試行錯誤を繰り返していますが,興味のあることに打ち込むことができ,毎日がとても充実しています。
 臨床感性表現論コースでは,臨床舞踊や芸術療法なども学ぶことができます。時間と空間を共有し,さらに同じ芸術作品を創作し享受することで,人々の間に大きな力が生まれると実感しています。
 表現学科では芸術に貪欲に浸ることができます。毎日個性的な友人や教授に囲まれ,刺激的な学生生活を送ることができています。

案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2014』 より