本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。

カリキュラム

前期課程の主な科目

科目名 科目概要
ジェンダー文化学習特論I 現代日本のジェンダー問題の固有性について,受講者同士のディスカッションを交えて,その問題克服のための課題を追求する。受講者の既習程度に応じて具体的な教材を設定する。
ジェンダー研究・学習支援論 ジェンダー問題の解決を目指す教育・学習について概観し,受講者の関心もふまえて具体的な教材を指定した上で,問題の解決策を探るディスカッションを行う。
ヒューマンコミュニティ創成研究 ヒューマンな環境形成の条件や前提,問題群等への理解を深め,博士課程前期課程での個別の専門領域での学習・研究のための基本的な視点を養う。
ヘルスプロモーション論 主として青少年を対象とした国内のヘルスプロモーションに関する文献を読むことによって,批判的思考力を形成する。
ボランティア社会・学習支援論 市民的・社会的活動の原理を,生涯学習論・ESDの観点で考究する。
児童発達支援特論I 家庭・学校・地域において展開されている子どもの発達を支援する多様な取り組みについて,子ども家庭福祉論・発達心理学・教育心理学などの観点から理解する。
労働・成人教育支援論 院生自身の社会での活動経験を基にしながら,支援という理念の意味やその理論的な背景を学び,ライフヒストリーを成人教育に応用するという実践的なテーマに取り組む。
子ども・家庭支援論 国内外で展開されている子育て支援実践を,予防/対応・支援主体間の協働・地域子育て拠点としての機能などの観点から検討する。
成人学習支援特論I 社会的排除の問題に焦点を当て,障害,社会政策,社会福祉,障害児教育などに関する基礎的なディシプリンに親しむ。
生涯学習支援特論I インフォーマル教育・ノンフォーマル教育・フォーマル教育の関係性を,ESDの観点から考究する。
発達支援技術論 大学サテライト「あーち」が提供する「赤ちゃんふれあい体験」に参加することを通して,支援技術のあり方に関する受講生の理解を深める。
継続教育支援特論I 継続教育の中でも,労働や職業に関わる成人教育を実践的に研究する授業。ライフヒストリーを成人教育に応用することを目的にした,問題点の整理や実地のアクションリサーチに取り組む。
障害共生支援論 共生社会をめざそうとする社会的実践を題材として,日々起こる問題に焦点を当てながら,それを研究として成り立たせていく方法を模索する。

後期課程の主な科目

科目名 科目概要
ジェンダー文化学習特論II 受講者の研究テーマに照準をあて,そのテーマと関係するジェンダー問題を取り上げ,文献購読を行う。2009年度には「科学技術とジェンダー問題」を取り上げた。
児童発達支援特論II 家庭・学校・地域において展開されている子どもの発達を支援する多様な取り組みについて,受講生の専門領域から批判的に検討し,課題解決の方策を導出する。
成人学習支援特論II 社会的実践と個人・集団の学習との関係を追究する。実践者・学習者の思いを大切にしながら,社会的価値のある実践を促進していく実践的研究のあり方や方法を論議する。
生涯学習支援特論II 福祉教育・ボランティア学習やESDに関連する先行研究を踏まえて,おもにリフレクションの機能について考究する。
継続教育支援特論II 継続教育の理論的・実践的課題について,より原理的な論述を行う。とりわけ成人の学習理論を進める糸口として,ガストン・ピノーの自己教育論を検討する。
教育能力養成演習 大学教員としての教育能力・教育資質の開発を目指し,指導教員の指導監督のもとで,専門領域の基礎的内容を取り扱う学部の講義科目の「模擬授業」を実施する。