「もっと頑張ろう!」成長できる講義と研究環境
渡邊 めぐみ さん(前期課程2年生)
大学院では相対性理論や宇宙論の基礎となる微分幾何学の勉強をしています。学部時代に「トポロジカル宇宙」という本を読み,幾何学に興味を持ったのがきっかけです。現在勉強中ですが,将来的に宇宙空間の幾何学的構造を理解するきっかけになると思うと,ゼミは毎回とても楽しくて充実しています。学部の講義との大きな違いの一つは,大学院生が演習や発表をする時間が多いことです。そのため,予習にはかなり時間がかかりますが,発表が終わった後は達成感があります。また他の大学院生の発表を聞いて,自分と違う考え方や問題の取り組み方に感心したり刺激を受けたりすることが多く,『自分ももっと頑張ろう』と思えます。数理情報環境論コースには現在16名の大学院生がいますが,一人一人が魅力的な人ばかりで,私は日々多くの人から影響を受けています。これからもお互いに刺激しあいながら成長していきたいと思います。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2012』 より