幅広い知識を身につけ,サイエンスを楽しむ
谷川 能章 さん(自然環境論コース4年生)
自然環境論コースでは,1・2年生の間に物理・化学・生物・地学の基礎を学び,順次専門を絞って,4年生で専攻する分野の研究室に所属します。
私は物理系の研究室に所属し,放射光を用いてタンパク質の構成要素である生体アミノ酸の性質を調べ,生命の起源を解き明かすというテーマに取り組んでいます。物理の研究室に入っても2・3年生で学んだ他分野の知識は重要で,隣接した分野の知識が研究を進める手助けになります。とくに今話題の環境問題などは様々な分野が複雑に絡みあった問題なので,広範囲に渡る分野の知識を持って取り組む必要があります。つまり自然環境論コースは,環境問題を多くの視点から考察できる視野の広い学生を育てるのに最適です。
また,このコースはコース専用の研究棟をもち,研究棟全体で運動会やバーベキュー,合宿,研究所ツアーなどの行事もあり,楽しく勉強ができる環境でもあります。みなさんもこの自然環境論コースで一緒にScienceしませんか?
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2011』 より