本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。

カリキュラム

前期課程の主な科目

科目名 科目概要
スポーツバイオメカニクス特論 人が行う身体運動のより合理的な方法やスポーツ技術の改善について,バイオメカニクス的手法を用いた分析から論述する。
スポーツ文化史特論I 近代社会におけるスポーツ文化の特質について講義し,スポーツ文化の現在に対する理解を深め,将来への構想力を育むことをねらいとする。
ヒューマンコミュニティ創成研究 ヒューマンな環境形成の条件や前提,問題群等への理解を深め,博士課程前期課程での個別の専門領域での学習・研究のための基本的な視点を養う。
生涯スポーツ特論I 人間の各ライフステージにおけるスポーツとのかかわりに関する社会科学的研究の研究動向をレビューし,研究成果と研究課題を明らかにする。
身体コンディショニング特論 これまで得た知識をさらに積み上げるだけでなく,現場で実践するためにはどのように組み合わせ応用するのかについて学ぶ。
身体システム特論I 心拍変動性解析によるストレス状態の定量評価および日常的な身体行動によるストレス緩和方法の生理学的機序について講義する。
身体運動処方特論I 興味・関心のある運動処方の文献を報告し,その中から健康・体力に関わる問題点・課題を考察し,安全で効果的な運動プログラムのあり方について論議する。
身体運動制御特論I 現段階で解明されている随意運動の発現・制御メカニズムについて講述するとともに,巧みな動作の獲得過程や巧みさをもたらす要因について考究する。
身体運動障害特論I 脳の解剖と機能について解説したうえで,スポーツにおける頭頸部外傷のメカニズムや障害予防のための方策について論じる。
運動心理学特論I 運動・スポーツ心理学領域における最先端の研究を主に文献講読を通して学び,研究テーマの変遷と今後の可能性について考察する。

後期課程の主な科目

科目名 科目概要
スポーツ文化史特論II スポーツ文化史に関する国内外の先行研究の批判的検討を通して,スポーツ文化史研究のこれまでの成果と今後の課題について討議を行う。
生涯スポーツ特論II 研究論文のレビューを行い,専門分野の研究計画を立て,データを収集し,学会発表や学会誌への論文を投稿する。
身体システム特論II 心拍変動性解析によるストレス状態の定量評価に関する非線形な手法およびストレス緩和方法の評価への高度な応用について講義する。
身体運動処方特論II 身体運動に関する現代的課題について報告し,その課題に題する原因・対策を論議し,今後の身体活動とライフスタイルのあり方について論究する。
身体運動制御特論II 最新の随意運動の制御機構に関する研究について講述し,新たな観点から随意運動の制御システムに関わる課題について考察し,その実証的研究の可能性を探る。
身体運動技術特論 様々な身体運動やスポーツにおいて,最も目的に合致した運動技術を研究するとともに,用具や器具などの諸環境と運動動作の相互関係から身体運動技術を考究する。
身体運動障害特論II 外傷性脳損傷における神経心理テストについて簡単なテストを実施したり,ゲストスピーカーを招いて臨床の場での実際を知る。
運動心理学特論II 担当教員と院生の研究テーマに関して,最新文献講読,研究遂行上の課題解決を共有することで研究能力の向上を図る。
教育能力養成演習 大学教員としての教育能力・教育資質の開発を目指し,指導教員の指導監督のもとで,専門領域の基礎的内容を取り扱う学部の講義科目の「模擬授業」を実施する。