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カリキュラム

前期課程の主な科目

科目名 科目概要
デザイン史特論I デザイン史研究における基本的枠組みとその発展史について主として論じ,あわせて最近の視覚文化研究や物質文化研究の成立事情に関しても言及する。
ヒューマンコミュニティ創成研究 ヒューマンな環境形成の条件や前提,問題群等への理解を深め,博士課程前期課程での個別の専門領域での学習・研究のための基本的な視点を養う。
ファッション文化特論 ファッション研究の方法論的問題を検討したうえで,ファッションをめぐるイメージや言葉を通じて,視覚文化の諸問題を考察する。
メディア情報社会特論I メディアや情報社会に関する内外の文献の講読および,それについてのディスカッションを中心とする。
図形科学特論I 言語とともに重要な情報伝達手段の一つである図形に注目し,その基本的な構造・性質と表現方法,また人間の認知メカニズムとの関連について考察する。
建築文化史特論I 近代におけるモダニズム建築思想や都市環境形成の背景をなしている近代社会を,建築や都市との関連から,文献研究とフィールド調査を通して検討する。
音楽史特論I 近現代の音楽史を作品の連なりとしてだけでなく,音楽文化という枠組みのなかで論じる方法を会得する。内外の文献を精読し,後半はレポートを作成し,その論評を土台に議論を深める。
音楽民族学特論 民族によって異なる音と人間との関わり方をテーマに,文献講読,フィールドワークなど比較音楽学の視点から研究を進める。

後期課程の主な科目

科目名 科目概要
デザイン史特論II デザイン史研究の最前線の動向を知るうえで必要とされる,国内外の最近の重要な研究成果や主要な論点を取り上げて紹介し,詳しく解説する。
メディア情報社会特論II メディア情報社会特論Ⅰおよび演習を踏まえて,博士課程に籍を置く院生が,自らの研究を発表し,お互いに切磋琢磨し批評し合う場所として機能させる。
図形科学特論II 言語とともに人間の重要な情報伝達手段の一つである図形が有する情報の二つの性質,すなわち形式的な論理情報と状況的な感性情報について論考する。
建築文化史特論II 日本の建築におけるモダニズム建築思想の展開過程について,その背景をなす社会状況や芸術諸分野との関連に着目しながら検討する。
音楽史特論II 博士課程の学生を対象とし,音楽文化を論じるうえで知識として重要な国内外の文献の精読をし,レポートを作成し,その論評を土台に議論を深める。
教育能力養成演習 大学教員としての教育能力・教育資質の開発を目指し,指導教員の指導監督のもとで,専門領域の基礎的内容を取り扱う学部の講義科目の「模擬授業」を実施する。