多様な分野の人と出会い,新しいアイデアが浮かび上がる
周 欣儀 さん(前期課程2年生)
私は,国立台湾大学の政治学部を卒業して神戸大学に留学しました。今,台湾でも,少子高齢化が進んでいるので,少子高齢化現象がもたらす影響を研究したいと思い,高齢化大国である日本へ来ました。大学を選ぶとき,ジェロントロジー研究室がある人間発達環境学研究科のホームページを見て,すぐに神戸大学に決めました。ジェロントロジーは多分野的,総合的な学問で,人間発達環境学研究科のような総合的な研究科で研究するのが一番ふさわしいと思いました。入学してから,違う分野の授業を受講し,多様な視点から少子高齢化の現象を理解しながら,専攻が違う人と交流し,それまで考えたことない角度から少子高齢化の現象を捉えることができ,新しいアイデアが浮かび上がってきました。ゼミの先生と先輩から様々なサポートとアドバイスをいただいて,心強くなりました。現在は,大学時代の専攻を生かして,ジェロントロジーと政治学を組み合わせ,高齢者の選挙行動に注目し,研究しています。
案内パンフレット『神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科2013』 より