本ウェブサイトは2022年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです(2022年3月)。
カリキュラム
前期課程の主な科目
科目名 |
科目概要 |
イメージ臨床特論 |
臨床心理学ではイメージの使用が根幹にかかわる。ロールシャッハテストや描画療法,箱庭療法において大切になるイメージについて,理論と実際を独創的に解説する。 |
ヒューマンコミュニティ創成研究 |
ヒューマンな環境形成の条件や前提,問題群等への理解を深め,博士課程前期課程での個別の専門領域での学習・研究のための基本的な視点を養う。 |
心理療法特論I |
心理療法の基本的な視点や態度を学び,心理臨床の意義や心の問題の専門家としての臨床心理士の専門性について考える。とくに心理臨床のケース理解について検討を深めたい。 |
教育臨床特論 |
今,教育臨床に何か起きているのか,心理臨床家に何が求められているのかの理解を深めると共に関わり方について学び合う。具体的には,ひきこもり事例やいじめ・暴力の問題を通して教育臨床について考えていく。 |
精神医学特論 |
臨床心理士に求められる心理臨床実践能力や職業的責任能力を養い,また事例発表を通して事例理解や心理臨床の事例研究能力を養う。 |
臨床人間関係学特論I |
臨床心理学の理論と実際,精神障害・発達障害の理解とその症状別の心理療法,司法,病院,福祉,教育などの現場別の臨床心理学の実際などについて,幅広く解説する。 |
臨床心理学特論I |
心理療法の理論と技法への統合的視点の探求。技法的には多様な展開を見せている心理療法に共通する要因とは何か。その可能性と限界について検討する。 |
臨床心理実習I |
現場からの精神科をテーマとし,精神科臨床のリアルな現状に触れてもらい,臨床と概念の両方に触れる。代表的疾患について,症例提示やビデオ供覧を行い,丹念にフィードバックと質疑を行っていく。 |
臨床心理検査特論 |
ウェックスラー式知能検査,K式発達検査を中心とする知能検査法,発達検査法,ならびに,MMPIを中心とする人格検査法に関する基礎知識,実施法と解釈の導入について学ぶ。 |
芸術療法特論I |
芸術療法の理論を学ぶだけでなく,実際に作品を作って,その作品を媒介にしてロールプレイを行うことによって,芸術療法を実際に体験する。 |
後期課程の主な科目
科目名 |
科目概要 |
心理療法特論II |
(▲データ準備中) |
臨床人間関係学特論II |
臨床人間関係学に関わるテーマについて,具体事例をもとに議論し,理解を深める。同時に,人間科学の質的研究法や事例研究法の根拠を明確にしていく作業を共同で行う。 |
臨床心理学特論II |
臨床心理学の視点で,参加者の研究テーマを照らして見えてくる研究課題を詳しく検討し,教育学・心理学・社会学・民族学・音楽論・法学・福祉学・医学・哲学・言語学・芸術論などを学際的に融合させて考察する。 |
臨床心理実習II |
臨床心理事例研究。保健医療,学校カウンセリングや家族関係・発達支援の場面での事例を中心に検討を行う。事例発表のプレゼンテーションについてのスキルも習得する。 |
芸術療法特論II |
芸術療法に関する英語の文献を講読し,芸術療法の理論と実践を深く学ぶ。又,自分が実践している芸術療法のケースについて発表する。 |
教育能力養成演習 |
大学教員としての教育能力・教育資質の開発を目指し,指導教員の指導監督のもとで,専門領域の基礎的内容を取り扱う学部の講義科目の「模擬授業」を実施する。 |